島根
京都からは夜行バスがでていて早朝につく。松江市街や出雲大社を見てまた夜の便で帰る事が出来る。
先に出雲大社を見た方が午後松江市街をまわり宍道湖の夕日を見て、温泉に入って帰るコースがとれる。日和も良かったのか空が澄み切っていた。
宍道湖沿いを歩いていると神様の住む街だと思わず言ってしまいたくなる。
松江は城の北側には古い町並みがあり小泉八雲の旧居や記念館を見学でき、南には宍道湖が広がる街。有名所を回れる巡回バスもでている。
松江温泉、玉造温泉なども周りにある。また松江(松江しんじ湖温泉駅)と出雲と結ぶ一畑電気鉄道はのどかな風景が広がる路線。普通列車で1時間。
出雲大社は入口部から真直ぐにすーっと参道が伸びる。道は木々が茂りどうどうとしていてなんの飾りもなく、神聖さがある。
しばらく進んで行くと途中に因幡の白うさぎの石像が現れる、その後もうすぐ社殿へとたどりつく。
出雲大社は太古から今の社殿の形になるまで何回か建て直され今の形になったという。社殿に登るために前に長い階段がついていた頃もあるようだ。
又社殿前には丸柱が3本組み合わされて大きな柱型を作っていた柱型が地面に型どられていたりする。
大社内や外部の資料館にはさまざまな資料や模型があるので一緒に見ていくと想像が膨らむ。
また出雲は10月が神有月で、全国の神様が出雲大社に集まって来られるので、来客した神様達が宿泊する為の木造の小さいが長い建物まで建てられているのが面白いと思った。
ぜひ見つけてほしいです。
城は町中にある。信州松本から移封した松平氏が10代に渡り領した城。城のまわりにお掘があり、船で遊覧できる。
北側の城下町をぶらぶら歩くのもいい。城とその町並みは歩いてまわれる大きさ。
天守閣は外観は5層で内部は6階建てになっている。城だからあたり前なのだろうか、各階段は急で上がりにくくできていて、登りごたえがある。
天守閣の上は松江の景色が見渡せて爽快。
湖の南岸のほとりには硝子張りの大きな島根県立美術館がある。
宍道湖の夕日は美しいと言われる。絶景スポットは2箇所程あるようだ。県立美術館よりやや西の辺りがいいと聞いた。
美術館でゆっくりした後、湖に出る。夕方前から徐々に人が集まり出す。波がなくきらきらした湖は日が暮れはじめる頃から少しずつ色を変える。
はじめは青に赤みが差し込んだ色、赤がだんだん占有していく様、そして赤から黒が入って行く姿。ずっとみていても本当にあきない。
島根といえば出雲そば。そばの殻つきの挽きぐるみのそば粉を使うので麺の色が黒くこしがあるのが特徴だそうです。 店や好みによるが、私の食べた出雲そばは太くて少しあくがあった。もっといろんな出雲そばを食べてみたい。栄養価は満点らしいです。