ノルウェー Norway

■オスローフィヨルドーベルゲン


オスローフィヨルドーベルゲン

■序
■オスロ Oslo
■ハーマール Hamar
■ヴォス Voss
■フロム線ーソグネフィヨルドクルーズ
■ベルゲン Bergen
■宿泊
■食事,カフェ
■旅の費用

 

 ベルリン(ドイツ)からオスロへ飛行機で行く。帰りは同じ国同志でないと往復にならずに高くなるので、 フランクフルト(ドイツ)行きの切符を買った。ベルリン空港は中庭を囲むドーナツ円型の空港。ぐるっとまわらなければならないので意外に使いにくい。 変わってオスロ空港は1階がarrival、2階がdepartureに別れ、各階一つの空間の中に機能が納まっているのでシンプルでわかりやすい。 置いてある椅子やカフェもおしゃれ。オスロ駅まではバスや、空港ーオスロ駅を行き来する専用電車もあるが、リレハンメル方面からつながっている普通の電車が一番安い。



公衆電話の人のマークがハナワ君に似ている。

 

オスロ Oslo


 オスロは首都というのに街の雰囲気がなんだか暗め。空もずっとどんよりとしている。歩いている人々が会話している様子がない。 考えてみると、町中でも何かと喋りまくる日本人のがめずらしいのだろうか。。?オスロではトラムの運転手は若い女の人がやっているのをたくさん見かけた。 きれいでかっこいい。トラムの切符は買ってから1時間が有効。街中の券売機で買うのと運転手さんから直接買うのでは値段がなぜか違う。後者の方が高い。

 

ハーマール Hamar

オスロから列車で日帰り可能。特に観光スポットではないが、湖と、昔の大司教の要塞跡を博物館にしたヘドマルク博物館がある。 博物館はノルウェーの代表的な建築家、スヴェル・フェーンの手掛けた建物で、現存する中世の壁や遺跡には手を加えずに保存しながらの展示建物になっている。 中には池や広場、レストランなどもあり、ピクニック的に楽しめる要素もある。駅からは湖沿いに歩けば30分以上かかるが、ハイキングがてらと思えばそれなりに良い。


 

ヴォス Voss

オスロからの列車はゆったりとしていてインテリアも赤くかわいらしさがある。子供が遊ぶための遊具車両もある。オスロ駅10:35発ヴォス16:50着の列車。



ソグネフィヨルドをみるためにヴォスを基点に泊る。湖と周りの草原とちょっとした土産屋やカフェの並ぶ小さな街。 波のない湖は澄んでいて景色が鏡のように映る。この辺の民家は石積や板貼で、屋根も石(スレート)とか草の生えた屋根で見た目もかわいい。 ヴォス教会は石と木で作られた尖塔のある味のある教会。

 

フロム線ーソグネフィヨルドクルーズ



 ヴォス9:58発ミュルダール11:00着。人気のフロム線はミュルダールが出発地。出発まで谷川で休憩。谷と緑の景色。 とてもいい天気と思ったら霧がまたたくまに一体を覆ってまたすぐに晴れたりする。

フロム線12:15発。 トンネルー絶景ートンネルー絶景...をくり返す。ものすごい勢いで水の吹き出るショスの滝で写真撮影も兼ねて電車が5分間止まってくれる。 滝をバックに写真を撮っていると音楽が流れ出し、赤いドレスを着た女性が滝の中に現れて踊るパフォーマンスもあり、びっくり。

 

フロムでカフェタイムをとり、ソグネフィヨルドのフェリーの約2時間の旅へ出発。フェリーのアナウンスには日本語バージョンもある。




グドヴァンゲンでフェリーを降り、今度はヴォスまでの山登りのバスに乗る。急な山道を一気に上がり、風の谷のナウシカのような景色を見る事が出来る。

 

ベルゲン Bergen

ヴォスからベルゲンへ。電車の景色は雪、湖、原っぱと続き、かなりグッド。




ベルゲンは明るくて広々とした港街。もともとはここが首都ということもあり華やかさもあり、リゾートでもあり、なぜか癒される。 ノルウェーは基本的に天気が悪く、どことなく暗いイメージもあるため、ここに来て安心したところもある。 ギルドの栄えたところで、港に面して並ぶ木造建築エリアのブリッゲンは世界遺産にもなっており今は土産屋がたくさん入っている。 そこは建物が入り組んで、路地が迷路のように続いて、絵本に出てきそうな世界。港の先の城では人々がピクニックなどの憩いをしている。 ベルゲンカードを買うと、いくつかの美術館や交通がまとめて利用できる。





魚市場にはサーモンサンドやシーフードサラダなどそこで買ってそのまま食べれるものも売っている。 中でも軽く塩味のきいたカニの足はとても新鮮で、忘れられない味。ベルゲンは2箇所ロープウェイであがり 街を望む場所がある。港に近い方のに登ったが、私達の泊ったユースホステルから見下ろす景色とそんなに変わらなかった。 ブリッゲン地区と反対側の岬の先にはなぜかかわいいワニやペンギンのいる水族館もある。


 

宿泊

ノルウェーの宿泊は、すべて日本で予約することができました。
ホテルは、みゅう 海外ホテル予約、 ユースホステルは、京都の「宇多野ユースホステル」で予約しました。 自宅のパソコンからもIBN(※IBN=International Booking Networkの略)で予約することができます。

□オスロ ― BEST WESTERN ANKER
 駅から歩くと約25分程。トラムで5分程。高層建てのツアー等で使いそうなシティ系のホテル。一部ホステルにもなっている。 日本でいう13階に泊る。ホテルの周りは昔ながらの4、5階建ての建物なので、家々の屋根を見降ろすのも面白い。 看板やネオンのような明りがほとんどないので、夜景は屋根のシルエットと窓の光、街灯の光で作られて静かで情緒がある。 点で光る生活の夜景は優しい。オスロの屋根は日本の一般よりややゆるやかで、庇がない。朝食のビュッフェはおいしい。 にしんのマリネのようなものがこの辺ではたいがいついてくる。



□オスロ ― Oslo Vandrerjem Haraldsheim(ユースホステル)
駅からトラムで20分程。そこから見える緑の丘の上に登る。重い荷物の場合少し力が必要だが、登った後は 気持ちが良い。ユース自体は広くて清潔。泊った4人部屋は細長く縦に2列2段ベッドが並んでいて少々狭い。キッチンあり。シーツ代別料金。



□ヴォス ― Voss Vandrerhjem(ユースホステル)
 駅から湖沿いに歩いて10分程。部屋やテラスが湖側に開いている。キッチンで作った料理をテラスで食べ るのはなかなか贅沢な気分。ボートなどを楽しむ人々も。シーツ代別。

□ベルゲン ― Bergen Vandrerjem Montana(ユースホステル)
 中心部からバスで約20分程かかる。大きくてきれい。ホールやテレビを見る所も充実していてゆっくりできる。 2人部屋などの専用もある。高台にあるのできれいな街の景色を見下ろす事ができる。夕方から夜にかけての景色に感動。受け付けでピザなども注文できる。

 

食事,カフェ

ノルウェーは税金が25%と高いためか、物価がすごく高い。観光地もあってか当然食べ物も高い。 マクドナルドはちょっとでも1000円程、コンビニのジュース(500mlペットボトル)は300円程かかる。スーパーの食材は手頃なので、ほとんどユースホステルでパスタやスープなどでまかないました。

□番外編/インターネットカフェ
オスロ駅には日本語のできるインターネットカフェがある15分で25NOK。

 

旅の費用


滞在7泊8日 2004年8月現在

オスロまでの交通費は別途。列車のチケットは
スカンレイルパス10日分(有効期間2ヶ月)大人370USD.日本で購入。


1日目単位:NOK
空港ーオスロ間電車74
夕食持込みの食物(無料)
ホテル宿泊代(20%割引 ツイン:10,800円)5400円

2日目(オスロ泊。ハーマール日帰り)
トラムチケット20
トラムチケット30
夕食(テイクアウト)60
紙コップコーヒー18
トラム20
ホステル宿泊代(4人室)175

323
3日目(オスロ―ヴォス)
トラム(ユースー駅)30
夕食(スーパー)31
紅茶(カフェ)17
ホステル宿泊(4人室)195
ホステルシーツ代55

328
4日目(ヴォス発ベルゲン泊。フィヨルド観光)
コインロッカー(ヴォス駅)10
フロム線(レイルパス不可)105
フェリー(学割)93
コーヒー(カフェ)16
バス23
ホステル宿泊(ツイン:610NOK)305
ホステルシーツ代60

612
5日目(ベルゲン)
ベルゲンカード165
葉書15
みやげ小物25
昼食(魚市場)45
ジュース(コンビニ)
コーラ(コンビニ)20
ハンザ博物館45
夕食(スーパー)29.5
ホステル宿泊(ツイン:610NOK)305

657.5
6日目(ベルゲン)
ベルゲンカード165
昼食(ホットドッグ)29
水族館65
夕食(魚市場)45
夕食(スーパー)25
ピザ(ホステル)20
ホステル宿泊(ツイン:610NOK)305

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